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三和ゆめランドで働くひとたちをご紹介
障害を乗り越え頑張るメンバーさんに直撃インタビュー!

遊軍的ポジションで頑張る!
ゆめランドメンバー 松尾孝明さん(41)
ここに通い始めて4年になります。担当している作業は様々。びわの葉の繊毛取りから、びわの種の皮剥き…なんでもやります。メンバーの中でも手先が自由に動く僕は、遊軍的なポジションで、いろんな作業のサポートに回ることが多いですね。
ここで知り合った人たちとは、たくさん話をします。今抱えている不安、将来の夢、お互いに気持ちがよく分かるから。将来の夢は、やはり一般の企業で働けるようになること。そのために、今があると思っています。

仲間との交流を楽しみに!
ゆめランドメンバー 森大輔さん(40)
ここに通う一番の楽しみは、仲間との交流です。お昼休みは、冗談を言い合って笑って、とても楽しいですよ。仕事もやりがいがあります。

私たちが作った「びわ茶」を飲んだ人が「おいしかった」と言ってくれるのが一番嬉しいです。「びわ茶」を1人でも多くの人に飲んでもらいたいです。


三和ゆめランドを支えるスタッフも個性的!
メンバーさんをサポートするスタッフさんに直撃インタビュー!

息子に誇れる自分になるために
指導員 長田和士さん(33)

私の仕事は、メンバーさんひとりひとりの状況を把握し、「やる気」を持って作業に取組んでもらえるようにしていくこと。通い始めの頃は、表情も暗くて周りとのコミュニケーションも取れていなかった人が、だんだんと笑顔を見せてくれるようになったり、作業に一生懸命取り組む姿を見ると、嬉しいですね〜。
こちらに来る前は、福祉とはまったく関係のない仕事をしていました。ですから初めは「福祉」のなんたるかもよく分からず(笑)。
この仕事を始めてからは出かける先々で、「この道は障害のある人には大変だな」とか「もっとこうしたら使いやすいのに」とか考えるクセがつきました。そういう視点で町を見ていると、弱い人たちにとって優しさが足りていない部分がまだまだ多いことに気づかされます。小学生の息子と出かけたりする時も、意識してそういう話を聞かせるようにしているんですよ。
メンバーさんの頑張る姿に元気をもらうことも多いですし、彼らと同じ目線で夢を叶えるお手伝いができたらな、と思っています。

三和ゆめランドの「おふくろさん」
指導員 吉岡理恵さん

三和ゆめランドが開所した9年前から働いています。メンバーさんのお昼ごはんの献立作りと、ジャム作り、新製品の開発などが主な仕事です。
お昼ごはんは、好評なんですよ(笑)。冷凍物は一切使わず、全部手づくり。できるだけ地元産のものを使って、バランスの良い食事をつくるように心がけています。
食べ残しているメンバーさんがいると、ついついほっとけなくて「どうして残してるの?」と叱ることもあります。というのも、メンバーさんの中には1人暮らしをしていて、お昼ごはん以外はあまりちゃんと食べていないという方も多いんですね。だから、ここでしっかり栄養を取っていってほしい!という母心で、厳しくなってしまうんです。メンバーさんはみんな私の子どものようなもの。家族だと思うからこそ、ですね。
私の夢は、ここで開発して製造している商品がもっとたくさん売れて、メンバーさんの収入がアップすること(笑)。ヒマさえあれば、何が売れるだろう?と考えています。びわ茶の他に、ショウガジャムやトマトジャム、びわジャムなど、地元産の作物を使った季節のジャムは人気が高いんです。無添加で安心、安全な旬の味を多くの人に楽しんでほしいです。

2人のメンバーさんと、2人の施設スタッフの方にお話をうかがって、ひしひしと感じたのはメンバーさんとスタッフの方が同じ「ゆめ」に向かって進んでいる、ということでした。
その「ゆめ」は「自立」という未来。
自分の力で生きていきたいと強く願うメンバーさんと、その願いを実現するために何が必要かを常に考えて、次のステップを用意しようとしているスタッフの方たち。
お互いが同じ方向を見ているからこそ、その絆は強く「ゆめ」を持っているからこそ、みんなの笑顔がとても明るいのだと感じました。

三和ゆめランドさんのランチをごちそうになりました!

メンバーさんが毎日楽しみにしているという「ランチタイム」!
私たちも、メンバーさんたちと同じ部屋で、同じランチを一緒に頂きました。
地元の食材をできるだけ使い、ドレッシングまで手づくりにこだわっているという優しい「母の味」は、栄養バランスも考えられておりボリューム満点。

私たちがいただいたメニューは、炊きたてのふっくらごはんに、お吸い物、サバの味噌煮、磯辺揚げ。サバの味噌煮はスライスした玉ねぎの甘みもあって、とにかくごはんが進む逸品!思わず「おかわり!」と言ってしまいそうでした。ごはんと一緒に出されるお茶はもちろん「長崎ゆめびわ茶」。
ハヤシライスやカレーライスという定番人気メニューの他、なんと長崎名物のトルコライスまで登場するというこちらのランチタイムは、メンバーさんの健康を気遣う吉岡さんの愛情をたっぷり感じられるのです。


吉岡さん手づくりのジャムを試食させてもらいました!

手づくりの「トマトのジャム」に大感激!トマトの青臭さはまったくないのに、トマトの風味はしっかり。皮を剥いて丁寧に炊き込んであるため、舌触りも滑らかでした。トマト本来の甘さを活かした味は、そのままペロっと食べてしまえるほど。トマト嫌いの人も、これならきっと食べられそうです。
もう一つ、「ショウガのジャム」も試食。これまた不思議な美味しさがある大人気商品です。びわ茶に入れて飲めば、たちまち体の芯から温まる「ジンジャーティー」に! 
素材の旨味をギュギュッと閉じ込めたこちらのジャムは、すべて無添加というのも嬉しいですね。

三和ゆめランドの人気商品ご紹介!

無添加! 四季のジャム
ゆうこう、トマト、びわ、いちご、いちじく、すもも、梅、りんご、きんかん、レモンなどなど、季節の果実を使って無添加ジャムを手づくり!

甘さを抑えてあるから、そのまま味わってもOK!びわ茶に入れて飲んでも美味しい。



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